エムアイ電機 株式会社

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制御盤の設計手順について詳しくご紹介


制御盤の設計を依頼する際、どんな流れで進むか気になる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、制御盤の設計手順について詳しくご紹介するのでぜひ参考にしてください。

▼制御盤の設計手順について
①外観図と内部配置図の作成
外観図は制御盤の見た目、内部配置図は部品の配置を指します。
それぞれ図面を作成して、完成イメージを明確にします。
作成が終わったら、部品の選定と選定表を作成しましょう。

②展開接続図と端子配列図の作成
展開接続図は、電線の種類を決め、線に番号を振って接続できるようにするためのものです。
端子配列図は、端子台の配列を表すもので外部の電力供給などに使います。

③ラダープログラムの作成
部品の手配をしたら、ラダープログラムの作成をします。
ラダープログラムを作らない場合は、不要となります。

④制御盤の作成
制御盤の作成は、設計者ではなく製作者がおこなう場合が多いです。
コミュニケーションをしっかり取らないと、食い違いが発生してしまうので気をつけましょう。
作成の間に検査要領書を作っておいてください。
制御盤の作成が終わったら、検査要領書をもとに検査をしましょう。

⑤据付
完成したら納品先へ運び、据付をしてください。
据付はクレーンなどを使います。
また、配線作業があるので端子配列図に沿って接続をおこないましょう。

⑥確認作業
据付が終わったら、通電確認をしましょう。
ブレーカーと制御電源に問題がないかチェックしてください。
問題なければ、引き渡しをして終了です。

▼まとめ
制御盤の設計手順は、外観図と内部配置図の作成・展開接続図と端子配列図の作成・ラダープログラムの作成・制御盤の作成・据付・確認作業の順で進みます。
また、「エムアイ電機 株式会社」では、制御盤の設計や製作を承っています。
ご依頼がある場合は、まずはお気軽にご相談くださいね。

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