コラム
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制御盤に入っている電磁リレーについて
制御盤の中にはさまざまな機器が入っていますが、その中でもほとんどの制御盤に入っているのが「電磁リレー」です。
この電磁リレーとは、どのような機器なのでしょうか。
▼電磁リレーとは
別名「電磁継電器」といい、磁力によって接点を動かすことができる部品です。
電磁リレーにはさまざまな種類があり、使用する目的によって使い分けます。
たとえば、電磁リレーは基本的に制御盤に取り付けますが、小型の電磁リレーは部品などのプリント基板に設置されることがほとんどです。
また、多くの電気を必要とする場合は、許容電流が大きな電磁リレーを用います。
▼電磁リレーの使い方
電磁リレーの使い方はいたって簡単です。
まず電磁リレーとソケットを接続し、回路に電圧を与えます。
そして、電線と接点端子を接続すれば完了です。
■電磁リレーを使う際の注意点
電磁リレーには使用電圧が記載されています。
もし使用電圧以上の電圧を流すと、コイルが焼き付いてしまう危険性があります。
反対に、使用電圧よりも極端に低い電圧を流しても電磁リレーが正常に動作しません。
そのため、適した使用電圧の電磁リレーを使う必要があります。
また、許容量を超えた電流を流すと接点が劣化してしまうので、電流の強さには十分注意しましょう。
▼まとめ
制御盤に入っている電磁リレーは、磁力によって接点を動かすことができる部品です。
使い方は簡単ですが、使用する電磁リレーの種類を間違えたり、許容量を超えた電流を流すと大変危険です。
弊社では、制御盤の点検や改造・リプレイスなどさまざまな依頼を承っておりますので、気軽にお問い合わせください。