エムアイ電機 株式会社

コラム

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制御盤における配線について詳しくご紹介


制御盤の製作では、配線作業が大きな割合を占めます。
配線は、コスト面や今後必要になるメンテナンスに影響を与えるものです。
そこで今回は、制御盤における配線について詳しくご紹介します。

▼制御盤における配線について
■配線のポイント
配線は、制御盤内の限られたスペースで電線に負担をかけないことが求められます。
電線に負担がかかってしまうと、発熱などが起きてしまいます。
基本的には、ケーブルを曲げる際は屈曲部の内側半径をケーブル外径の6倍以上にする必要があります。
電線を曲げる際は、曲げ半径を小さくしすぎないようにしましょう。
また、硬めの電線を小さく曲げる場合は、まず曲げてクセを付けてからにすると、耐久性と安全性が上がります。

■配線は工夫すれば効率化できる
配線は工夫次第で効率化させることが可能です。
配線前の工程では、筐体に機器の取り付けをおこないますが、その際に配線作業者が指導をおこなえば改善できます。
配線後、切断しづらい部分を組立工程の段階でカットできたり、一度付けたカバーの取り外しをしないようにするなど、さまざまな工夫が可能です。

▼まとめ
制御盤における配線は、電線に負担をかけないよう曲げ方を工夫する必要があります。
また、配線前の工程で配線作業者が指導すれば、作業を効率化させることができます。
どちらも配線作業において大切なことなので、ぜひ覚えておいてくださいね。
また、「エムアイ電機 株式会社」では、制御盤の設計や製作を承っています。
お困りのことがあれば、いつでもご相談くださいね。

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