工場向けの配電設備である受変電設備についてご紹介

工場はたくさんの電気を使うため、受変電設備が必要になります。
では、受変電設備とはどういったものなのでしょうか。
そこで今回は、受変電設備についてご紹介いたします。

▼工場向けの配電設備である受変電設備について
■受変電設備の役割
受変電設備は、送られてくる高圧の電気を、使える電圧に変換します。
工場では大量の電気を使うので、受変電設備はいわば小さな変電所ともいえます。

■受変電設備の構成
受変電設備は、高圧の電気を変圧し各機器で構成されています。
構成されている機器は、区分開閉器・断路器・遮断器・保護継電器・制御装置・計測機器・配線用遮断器などがあります。
機器は、キュービクルと呼ばれる箱の中に収納され設置されます。

■受変電設備の種類
受変電設備にはキュービクル式と開放形があります。
・キュービクル式
構成を箱の中に収納し、省スペースのため屋外に設置する場合が多いです。
また、コストパフォーマンスが高いです。

・開放形
据え付け型でフレーム鋼に遮断器や継電器などが付いている受電設備です。
大容量であれば、キュービクル式よりもコストが低くなります。

▼まとめ
工場はたくさんの電気を使うので、受変電設備が使われています。
さらに、負荷設備を保護することにより落雷や漏水時に起こる事故を防ぐ役割も持ちます。
受変電設備は工場において必要不可欠な設備といえます。
また「エムアイ電機 株式会社」では制御盤の設計や製作を承っています。
ご依頼がある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。