経験豊富なスタッフが担当する配線業務
Wiring
配線の作業は見えにくい部分に隠れますが、電気を安定的に流すためには欠かせない要素です。複雑な制御盤の中では一本のケーブルが誤った場所に接続されるだけで全体の動作が狂うこともあり、正確さと緻密さが求められます。そのため、経験を持つスタッフが現場ごとの状況を確認しながら、用途や条件に合わせて適切な方法を選びます。静岡県浜松市を拠点に、東海地区をはじめ全国の幅広い地域からご依頼を承っています。
現場に応じて取り付け方法を柔軟に調整
制御盤を新しく導入する際には、設計の段階から配線の計画を組み込みます。工場の生産ラインに使う設備であれば、機械の数や動かす順序、設置される場所によって必要となるケーブルの本数や太さが変わります。そのため、事前にレイアウトを確認して、動作に支障が出ないように細かく調整いたします。さらに、回路図の情報をもとに配線を進めますが、現場で実際に取り付けると計画だけでは見えなかった課題が出ることもあります。その他、他社が製作した制御盤の調子が悪いといったご相談も多いため、必要に応じて配線を改修します。
設備の稼働を安定化する確かな電気施工
既存の設備との接続が必要になる場面が制御盤を導入した場合にあるため、新旧の仕様を照らし合わせながら適切な配線方法を検討いたします。稼働を止められない現場では、夜間や休日に作業を調整することもあり、限られた時間内で確実に仕上げることが求められます。そのため、事前に段取りを明確にして、現場に即した判断を重ねながら作業を進めています。作業が完了したあとも長期的に安心できるよう、配線の品質を確認するなど、必要に応じて修正を加えます。設計はもちろん、設備が継続的に動き続けるための基盤を支えています。
稼働を安定させるための配線を選択
制御盤における配線は、見た目には目立たなくても全体の信頼性を左右する重要な役割を持ちます。設計の段階で計画を立てることはもちろん、実際に現場で取り付ける際には、図面だけではわからない細部にまで注意を払います。さらに、工場や施設によって条件が大きく異なるため、その都度適切な配線方法を選び、確実に電気が流れる状態を整えることが欠かせません。古い制御盤を扱う場合にも、既存の回路を読み取りながら新しいケーブルを引き直して、安定した稼働を守ります。
